中型バイクと大型バイクの比較【維持費や乗り心地の違いなど】

バイク

大型バイクを購入してから2年近くほぼ毎日乗った経験から、大型バイク魅力や維持費などを解説します。

私は中型バイクと大型バイクの2台持ちをしていた時期もあり、両者の比較や2台持ちのメリット、デメリットを実体験を交えて紹介できればと思います。

大型バイクの魅力

まずはじめに私が乗っていたバイクを簡単に紹介します。

免許許取得後に最初に買ったバイクはホンダのホーネット(250cc)です。

そこから1年後に1000ccの大型バイク ヤマハ YZF-R1 を購入してしばらくを2台持ちしていました。

YZF-R1

その後、ホーネットは売却して、YZF-R1 一台のみになりました。

中型バイクから大型バイクに乗り換えたときに感じた大型のメリットはこちら。

  • 圧倒的なエンジンパワー
  • 高速道路の安定感
  • 精神的な余裕ができる
  • 所有欲を満たしてくれる
  • 中型バイクの良さを再認識できる

圧倒的なエンジンパワー

大型バイクと中型バイクの最も大きな違いはエンジン性能です。

1000cc以上となると中型バイクとは段違いの加速性能があります😝

  • 発進時の加速
  • 高速道路での合流、追い越し など

パワーがあればこれらも楽にできます。

この記事を読んでいる多くの人は既にご存知だと思いますが、大型バイクのほとんどは最高速度200キロを超える性能を有しています。

YAMAHA
YZF-R1

私の乗っていたYZF-R1も最高速度300キロ、0-100mは3秒以下というモンスタースペックでした。

日本の公道では最高でも120キロしか出せないので、実際にこのスペックをフルに活かせる場面はありません。

しかしこの動力性能は大型バイクの最大の魅力であると思います。

追い越しの際はアクセルをほんの少し開けるだけでよく、一瞬で追い越しが完了できます。

山道などを走っていると、バイクだからなのか、先行している車から「先に行け」といった感じで道を譲ってくれることがあります。

その際は対向車線にはみ出して追い越ししなければならないのですが、大型バイクなら3秒くらいで済ませることができます。

ノロノロと追い越しをしていると対向車が来て正面衝突するリスクがあります。

しかし大型バイクなら一瞬で加速できるので、そのリスクを最小限に抑えることができます。

これは高速道路の合流でも同じですね。

中型バイクで合流しようとするときに6速のままだと加速力が鈍く心もとないので、5速もしくは4速に落として加速しますよね。

十分に加速せずに本線に合流するのは危険なので、エンジン音を轟かせて頑張って加速すると思います。

ですが大型バイクなら6速のままアクセルを1ミリ開けるだけで40キロから100キロまで1秒かからずに到達します😄

大型バイクの加速力なら仮に加速車線の先端で止まってしまったとしても、難なく合流することができるでしょうね。

白バイ(750cc)が鬼のようなフル加速をして取り締まりをしているのを見たことがありますが、あの加速を見たら絶対に逃げられないなって思います(笑)

高速道路の安定感

大型バイクの加速力は上で解説した通り、とにかく圧倒的なんです。

その加速力はツーリング中の安心感につながります。

もし後ろから車間距離を空けずにピッタリついてくる車がいたり、幅寄せされたりして、

危険な場面に遭遇したときも大型のスピードがあれば緊急回避できるかもしれません。

この圧倒的マシン性能は運転時に精神的余裕を与えてくれます。

あとはエンジン性能に余裕があるので、100キロで巡航している時のエンジン回転数も低く抑えられます。

250ccのホーネットで高速道路を100キロで走っていたときは常に7000rpm以上でしたが、

1000ccのYZF-R1では4000rpmくらいで走れます。

回転数が高いことによる振動、音は、意外と疲れるものです。

あとは風防(スクリーン)はあると高速道路を長時間走ったあとの疲労感が大幅に軽減されます。

これは大型、中型ではなくバイクの種類によるものですが、ネイキッドのホーネットは風をモロに受けるので長時間走ると体がヘトヘトになります。

半日で東名高速(東京ー愛知)往復600キロをホーネットで走ったときはマジでアスファルトで寝れそうなくらい疲れました。

YZF-R1はフルカウルなので、風はほとんど当たらず、風による疲労はほとんどありません。

その代わり前傾姿勢なので別の疲れがありますが(笑)

HORNET
ホーネット250(左)

精神的な余裕ができる

大型バイクに乗っていると、周りの車やバイクと比べて圧倒的なマシンパワーを誇るが故に、

速さを競うことの無意味さを悟って精神的な余裕が生まれます。

このバイクより早いマシンは今ここに存在しない、このバイクは最強のマシン!

そう思うと、無駄に飛ばそうなんて思わなくなるし、車線変更を繰り返して少しでも前にでようなんて思うこともなくなりましたね。

大型バイクより速いマシンなんてF1などのレース車両くらいです。

つまり大型バイクってF1並みの性能なのに公道を走れてるんですよね。

急いで飛ばしている車を横目に、

「私最強最速なんで本気出せば一瞬で加速できますけど、ゆっくり走ってますのでお先にどうぞ〜」

と道を譲ることが多くなりました😊

減速してからの再加速するのも楽々できるので、割り込みや合流なども歓迎してました。

トラックとか軽自動車なんかは一度減速すると再加速するのが大変なので、なるべく減速したくないって気持ちがあって割り込みを阻止しようとする人がたまにいますよね。

大型バイクは最強なので、そんなこと気にせずに大らかな気持ちで運転できます(笑)

大型バイクは所有欲が満たされる

正直日常での移動手段としては大型バイクはオーバースペックにも程があります。

しかしそれでも自分の欲しいバイクを買ったという満足感や、工業製品としての完成度の高さ、高いスペックは所有欲を十分に満たしてくれます。

私の場合は、ヤマハの技術力が惜しみなく投入されたフラグシップモデルで、見た目もめちゃくちゃかっこよくて、好みだったの購入しました。

家の駐車場に停めてあるときも、ツーリング先で降りて振り返ったときも、いつもカッコいいなぁって思っていたので、大型バイクは持っているだけで幸せになれます!

中型バイクの良さを再認識できる

YZF-R1

大型バイクのいいところは上で書いた通りなんですが、大型に乗ることで中型の良さにも再度気付くことができました。

YZF-R1は1速で120キロくらい出るので、正直普段の街乗りだとギアチェンジする必要がないんですよね。

私は通勤で乗っていたのですが、1速しか使わずにまるでAT車のような感じで使ったりもできました。

これは楽でいいんですけど、たまに高回転まで回して走りたくなるときもあるんですよね。

でも大型で高回転まで回すのは高速道路でも難しいです。

1速〜2速に入るか入る前かくらいのところで減速を始めないと直ぐに100キロを超えちゃいますからね。

なのでホーネットと2台持ちしてた時は、1速〜6速までフルに使ってガチャガチャとシフトアップしていくなら250ccが丁度いいなぁーと思っていました。

でもやっぱり大型の加速に慣れているとどうしても中型のパワーじゃ物足りないんですよね。

普通に走るなら全く問題ないんですけど、やっぱりあの圧倒的な加速を味わうとどうしてもなんかパワー不足感があるんですよね(笑)

大型も中型も両方ともいいところがあるので、自分が乗りたいと思ったバイクなら排気量に関係なく楽しめると思います。

バイクの年間維持費比較(大型・中型)

大型バイクの維持費は約51万円 

中型バイクの維持費は約26万円

年間走行距離 15000kmで想定

中型バイク(ホーネット 250cc)大型バイク(YZF-R1 1000cc)
ガソリン燃費20km/L レギュラー160円
120,000円
燃費10km/L ハイオク170円
255,000円
エンジンオイル容量2.4L 3000km毎に交換
ホンダG2 1000円/L
22,000円(エレメント、工費含)
容量3.93L 3000km毎に交換
ヤマハ RS4GP 2800円/L
70,000円(エレメント、工費含)
タイヤツーリングタイヤ 1.5万km毎に交換
50,000円
ハイグリップタイヤ 1万km毎に交換
90,000円
その他消耗品約30,000円約30,000円
車検なし60,000円(2年毎)
30,000円/年
自賠責保険約8,000円(車検に含む)
任意保険約30,000円約30,000円
自動車税3,600円6,000円
合計263,600円511,000円

私が乗っていたホーネット(250cc)とYZF-R1(1000cc)の維持費をざっと比較してみました。

中型バイクと大型バイクで大体2倍程度の差があることが分かりました。

消耗品の交換頻度で大きく変わる

ただ上記はあくまで私の環境での目安なので、同じ中型バイクでも400ccになれば車検もあると思いますし、消耗品なども必要最低限で済ますのか、メーカー推奨の頻度で交換するのか、などによって変わってきます。

エンジンブレーキを多用してた私はブレーキパッドはあんまり減らなかったですね。

あと消耗品で大きいのは、前後スプロケットだと思いますが、ホーネットは250ccなのに大型バイク並の金額がかかります。

乗っているバイクによって差が大きいと思いますのであくまで目安程度に考えてください。

オイルに関しては、YZF-R1はスーパースポーツというジャンルなこともあり、推奨オイルのグレードも少し高めです。

こだわりがなければ、安価なものを使えばもっと安く済ませることができると思います。

私はエンジンがマシンの命だと思っていたのでオイルはいつも良いものを使っていました😊

YZF-R1には毎回モチュール300Vを入れていました!ただほとんど街乗り(しかも通勤)だったので、正直無駄だったかもしれません…

タイヤは選ぶ商品によって大きく変わる

ホーネットの場合、リアタイヤの幅が180mmと大型バイク並のサイズが使われているので、Ninjaなどの細いタイヤのバイクであればもっと安く済むと思います。

YZF-R1はタイヤサイズが大きいだけでなく、マシンスペックに合わせて最高使用速度270km/h以上に耐える性能のタイヤを履かせることが推奨されています。

そうなると基本的にハイグリップタイヤを選ぶことになり、どうしても減りは早くなってしまいます。

ちなみに私は毎日通勤で乗っていたのでタイヤの真ん中だけがめちゃくちゃ減ってしまい、非常にもったいない使い方をしていました…。

アマリングどころか、完全にセンターだけすり減っている感じでしたね。(笑)

大型バイクは基本的に燃費が悪い

燃費の悪さはエンジン排気量に比例するので、しょうがないのですが大型バイクはやっぱり燃費が悪いです。

しかも大型バイクってほとんどの車種でハイオク指定なので、10円程高いです。

ガソリン代だけで見ても2倍ほど差がありますね。

私が乗っていたのはスーパースポーツバイクなので、そもそも燃費のことなんか考えられて設計されていません。

速さと軽さを求められた造られたバイクで、そのままサーキットを走らせることができるくらいの、

スペック重視マシンです。

私も買う時に燃費なんて全く気にしていなかったですね。

ただ航続可能距離が150kmくらいなので、遠出をする時は頻繁に給油をする必要があります。

山に行く前は必ず近くのガソリンスタンドで満タンにしておかないと帰ってこれなくなるかも…

大型バイクのデメリット

大型バイクに替えたことにより感じたデメリットも紹介します。

  • 立ちごけのリスクがデカい
  • 乗る前、降りた後の取り回しが大変
  • すり抜けがしづらい
  • 音が結構うるさい

などですね。

立ちごけのリスクがデカい

大型の方がシートポジションが高くなることが多いので、当然足つきが悪くなります。

走行中は重量を感じることはないのですが、止まっている時は中型に比べて重いので、ちょっとバランスを崩したら自分の力で支えることができずに倒れてしまいます。

200kgを超える車体を1人で支えるのは結構しんどいです。というか倒れかけたら、何もできずにそのまま地面に吸い込まれていきます。

私のYZF-R1は200kgくらいだったので、倒したとしてもまだなんとか一人で起こすことができました。

しかし300kg近いバイクになると倒したらもう一人では起こせないと可能性もありますね。

立ちゴケしたときのダメージは中型も大型もそんなに差はなく、両方ともかなりの精神的ダメージと共に車体に傷が入ります😂

私も過去に立ちごゴケをしてカウルにが割れてしまったことがあり、修理代がかなり高くつきました。

ただ2年間毎日乗っていれば慣れてきますね。転ぶこともなくなるし、超低速でもふらつくことなく走れるようになりました。

多分教習所の一本橋も余裕でクリアできると思いますし、なんならほぼ止まった状態でもバランスが取れるくらいにまでなりました。(笑)

乗る前、降りた後の取り回しが大変

これは車体重量とハンドルのキレ角が影響してきます。

250ccネイキッドのホーネット

1000ccフルカウルのYZF-R1

どっちの方が取り回しがいいかは簡単に想像がつくと思います。

一番最悪の場面は、上り坂の途中で行き止まりに遭遇してUターンしなくてはならないときです。

しかも道幅が狭くて、何度も切り返さなくてはならないとなるともう絶望です。

慣れないうちは倒してしまわないかという不安が大きく、大型バイクの取り回しの悪さに後悔していました。

ただこれも乗っていれば普通に慣れます。

私なんかYZF-R1を普段の足として使っていたので、もう自分の手足のように操れるようになりました。

近くのコンビニ行く時にも、乗ってましたね(笑)

一度通勤途中にガス欠になって2km近く押して歩くハメになったことがあります。

しかもその時最初はガス欠だと思わず、何度もセルモーターを回しまくったせいで、バッテリーも無くなりました😇

なのでスタンドでガソリン満タンにしたあともバッテリー切れでセルが回らなかったので、そこから1km近くまた押して歩くことに…

会社の目前で下り坂になったので、そこで乗り、少しスピードが出たところでクラッチは繋いだら無事にエンジンが掛かりました。

そのとき、毎日乗って取り回しに慣れていて本当によかったと思います。

多分買ったばかりの頃だったら3kmも大型バイク押してあるくなんて無理だっただろうし、

何度もこかしていたと思います。

すり抜けがしづらい

中型と比べて横幅が大きいのですり抜けはしづらいです。

慣れないうちは無理にすり抜けせずに、普通に走れば大丈夫です。

何度も言いますが、大型でも乗ってれば慣れますので、そのうち中型と同じ感覚で乗れるようになります。

音が結構うるさい

大排気量のエンジンとなると、排気音もエンジン音も結構うるさいです。

なので、早朝や深夜などはご近所さんに迷惑にならないように、エンジンを切って押してました。

低音が響くので、住宅地では結構気になるかもしれません。

排気量関係なく好きなバイクに乗るべし!

中型バイクも大型バイクも制度上分けられているので維持費に違いがありますが、どちらも乗ることに関しては大差ありません。

性能、見た目、値段、選ぶ基準は人それぞれだと思いますが、自分が乗りたいと思ったバイクに乗るのが一番だと思います。

大型も中型も乗ってれば慣れます。

重たくて取り回しがしづらそうとか、足つきが悪そう、とか思うかもしれませんが、そんなことは全く気にならなくなるので大丈夫です!

大型バイクは大型二輪免許が厄介

乗りたいバイクが大型なんだけど、中型免許(普通二輪)しか持っていない…

大型を乗ろうとした時に一番困る問題がこれだと思います。

最初は大型に乗る予定がないから普通二輪免許を取ろうかなって考えている人も、いつか大型に乗ってみたい!って日が来るかもしれないです。

なのでどうせなら最初から大型二輪の免許を取得しておくのがオススメです。

教習所で買うなら大型二輪も普通二輪も金額の差がそんなにありません。

私の場合は、最初から大型二輪に乗りたくて大型免許を取ろうとしていたのですが、

普通二輪取得⇨大型二輪取得 という2段階プランみたいなの方が費用が安いと聞いたのでそっちで取りました。

普通二輪をとってホーネット250ccを乗りながら大型二輪の教習に通っていたので、二輪という乗り物自体にはかなり慣れた状態で大型教習を受けたので結構簡単にこなせました。

ただこれだと結構時間がかかるので、今からバイクの免許を取ろうと考えている人は最初から大型二輪一本でいくことをオススメします。

まとめ

大型バイクには、中型とは主に性能面が大きく違います。

維持費の差は約2倍ですが、400ccなどの車検がある排気量ではその差はもっと小さくなります。

なので維持費だけで考えずに、自分が何に乗りたいのかを一番に考えるのがいいと思います。

私もYZF-R1を買った時は本体価格が130万円と結構いい値段だったのに加えて、保険や消耗品の維持費が結構かかっていました。

F1並の性能を持つマシンが100万円代で買えるのは、コスパ最強だと思います(笑)

結局自分の欲しいと思ったバイクに乗るべき! これが結論です。

以上、バイク購入を考えている方の参考になればと思います。

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